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襟足
ふりがな文庫
“襟足”の読み方と例文
読み方
割合
えりあし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えりあし
(逆引き)
一度おじけづくと、もう際限がない、
襟足
(
えりあし
)
の
生毛
(
うぶげ
)
がゾーッと音を立てて逆立ち、開いた毛穴から、水の様に冷い風がしみ込むのだ。
地獄風景
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
童子は、母親の、白い
襟足
(
えりあし
)
と瘠せた肩とを目に入れ、そして
可懐
(
なつか
)
しそうに心をあせったためか、竹縁にぎしりと音を噛ませた。
後の日の童子
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
すると、私自身でも思いがけなかったほど、その柱はひどくグラグラしていて天井から
砂埃
(
すなぼこり
)
が二人の
襟足
(
えりあし
)
に
雲脂
(
ふけ
)
のように降りかかって来た。
清貧の書
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
襟足(えりあし)の例文をもっと
(25作品)
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“襟足”の解説
襟足(えりあし、衿足、領脚 、en: nape)とは、耳より後ろ側の首と頭の境目に生える髪の毛のこと。歴史的仮名遣では「ゑりあし」。髪を結い上げた時に、左右に伸びる髪の毛がまるで脚のように見えたことからこのように呼ばれるようになったといわれている。なお、襟足より2ないし3センチメートル以内にカットした髪型をショートカットという。
(出典:Wikipedia)
襟
常用漢字
中学
部首:⾐
18画
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
“襟”で始まる語句
襟
襟飾
襟巻
襟元
襟首
襟髪
襟頸
襟垢
襟度
襟脚
“襟足”のふりがなが多い著者
邦枝完二
小出楢重
九鬼周造
尾崎放哉
上司小剣
竹久夢二
二葉亭四迷
谷崎潤一郎
林芙美子
中里介山