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生毛
ふりがな文庫
“生毛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うぶげ
94.1%
いきげ
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うぶげ
(逆引き)
一度おじけづくと、もう際限がない、
襟足
(
えりあし
)
の
生毛
(
うぶげ
)
がゾーッと音を立てて逆立ち、開いた毛穴から、水の様に冷い風がしみ込むのだ。
地獄風景
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
それゆえ、ともすると横蔵は、錯覚に引き入れられ、金色に輝く全身の
生毛
(
うぶげ
)
に、人魚を夢見つつ、つぶやくのだった。
紅毛傾城
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
生毛(うぶげ)の例文をもっと
(32作品)
見る
いきげ
(逆引き)
椎茸髱
(
しいたけたぼ
)
の腰元に餌をつけさせるような事はしませんが、番頭手代から、
芸妓
(
げいしゃ
)
幇間
(
たいこ
)
を引つれ、
白粉臭
(
おしろいくさ
)
い生きた屏風に取巻かれて一本百両の竿に、高尾、小紫の
生毛
(
いきげ
)
をつけ
銭形平次捕物控:069 金の鯉
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
折りたたむと
煙管
(
きせる
)
の長さだけに縮まるところからその名の起きた、煙管尺十本つぎの朱ぬり竹、
針糸
(
はりす
)
は、男の肌を知らぬ乙女の
生毛
(
いきげ
)
を以ってこれに当てると伝えられている程の
旗本退屈男:10 第十話 幽霊を買った退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
生毛(いきげ)の例文をもっと
(2作品)
見る
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
“生”で始まる語句
生
生命
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生活
生涯
生々
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生温
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田中英光
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直木三十五
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有島武郎