“毛生薬”の読み方と例文
読み方割合
けはえぐすり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから、ふくろう先生は二匹に毛生薬けはえぐすりを沢山ぬりつけて、風邪をひかないやうに、暖い毛布で、二匹を包んで下さいました。二匹は目をパチクリさせながら
お猫さん (新字旧仮名) / 村山籌子古川アヤ(著)
そこでもとどりを以前の通りにクワイの把手とってにしてみましたが、前髪のところに、急に毛生薬けはえぐすりを塗るわけにもゆかないから、熊の毛か何かを植え込んだ妙な形のハゲ隠しようなものを急ごしらえにして
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)