“生命”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
いのち91.6%
せいめい7.2%
イノチ0.3%
ライフ0.3%
いき0.2%
えのぢ0.2%
せつめい0.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“生命”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語12.8%
文学 > 日本文学 > 戯曲12.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)6.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
半から腕の切り放されてある裸の女は云ひ樣もない清い面貌おもわをして今や白熱の樣な生命いのちを與へられようとして居る。
巴里の旅窓より (旧字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
君も知ってる、生命いのちは、あの人も助かったんだが、そののち影を隠してしまって、いまだにようとして消息がない。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ふくだけがちゅうに浮かび、そして、まるで生命せいめいのあるもののように動いて、一枚一枚ぬぎすてられていくのだ。
彼は雨をおかして祇園へ引っ返して行った。そうして、運命の導くままに自分の生命せいめいを投げ出してしまったのであった。
鳥辺山心中 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
生命イノチナシ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
『…天の道理に基きて・國に報ゆる丹心の・誠に出でし一國の・不覊獨立の勢は・留めんとすれど止らず・北亞米利加の十三州・……十三州の名代人・四十八士の連判状・世界に示す檄文に・英吉利王の罪を攻め……失ふ生命イノチ得る自由・正理屈して生きんより・國に報ゆる死を取らん・一死決して七年の・長の月日の攻守セメマモリ・知勇義の名を千歳に・流す血の河骨の山・七十二戰の艱難も・消えて忘るゝ大勝利・……』
新詩発生時代の思ひ出 (旧字旧仮名) / 土井晩翠(著)
彼は自分と御米の生命ライフを、毎年平凡な波瀾はらんのうちに送る以上に、面前まのあたり大した希望も持っていなかった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
然れどもマインド(智、情、意)の発達するに従ひて、この簡単なる快楽にては満足すること能はざるが故に、更に道義モーラル生命ライフに於て、快楽を願欲するに至るなり。
あいたし、一度あいたし、生命いきあるうちに一度、ただ一度あいたしと思うにつけて、さきに聞きつる鄙歌ひなうたのあいにく耳に響き、かの百姓夫婦のむつまじく語れる面影は眼前めさきに浮かび、楽しき粗布あらぬに引きかえて憂いを包む風通ふうつうたもと恨めしく——
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
生命えのぢまとだな!」それが——心からフイと出た実感が思わず学生の胸をいた。
蟹工船 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
とく兒童じどう顛倒てんとうした石燈籠いしどうろうのために生命せつめいうしなつたれいすこぶおほい。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)