“道義”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
モーラル25.0%
だうぎ25.0%
みち25.0%
モラル25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道義（モーラル）といふ字を用ふるには、宗教及哲学に訴へて、其字義を釈説すること大切なるべし、然れども吾人は序言に於て断りしたる如く
明治文学管見：（日本文学史骨） (新字旧仮名) ／ 北村透谷(著)
今私は道義（だうぎ）と法を固守し、狂熱した瞬間の狂氣染（きちがひじ）みた勸めを蔑み打ち碎いた自分を正しいと感ずる。神が私に正しい選擇を示し給うたのだ。私は導き給うた神意に感謝する！
ジエィン・エア：02 ジエィン・エア (旧字旧仮名) ／ シャーロット・ブロンテ(著)
あのとき負けてしまへば道義（みち）に叶はなかつたゞらうし、今負けるのは正義に反するのである。今私は時間といふ靜かな中間物を通して、あの危機を振り返る時さう思ふのである。
ジエィン・エア：02 ジエィン・エア (旧字旧仮名) ／ シャーロット・ブロンテ(著)
「憲兵隊の道義（モラル）は、いったいどういうところにあるんです」
ノア (新字新仮名) ／ 久生十蘭(著)