“道義上”の読み方と例文
読み方割合
だうぎじやう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼等かれらいのちは、いつのにかたがひそこまでつた。二人ふたり世間せけんかられば依然いぜんとして二人ふたりであつた。けれどもたがひからへば、道義上だうぎじやうはなこと出來できないひとつの有機體いうきたいになつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)