“離”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はな81.0%
さか4.9%
はなれ3.3%
3.0%
ばな2.3%
1.3%
1.0%
1.0%
0.3%
はか0.3%
はぐ0.3%
ぱな0.3%
ほぐ0.3%
0.3%
サカ0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは、い、さびしい野原でありました。からも、からも、れていまして、人間のめったにゆかないところであります。
公園の花と毒蛾 (新字新仮名) / 小川未明(著)
あなあはれ、遠田の蛙、また聴けば、遠く隔てて、夜の闇の瀬の隔てて、いやりうち霞み鳴く。また寄せて近まさり鳴く。
観相の秋 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
研究が進んで来ると復一は、試験所の研究室と曲もの細工屋のの住家とを黙々として往復する以外は、だんだん引籠り勝ちになった。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
あの方がますます私からおれがちになっていられる間も、私の家は丁度あの方が内裏から御退出になる道すじにあたっていたので
かげろうの日記 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
道筋には處々れな隙間さな麥畑があつた。麥畑大抵東西づけられてあつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
それがしの思うに、かかるときは、むしろ『』ということが大事ではないかと考えられます。ご執着から離れることです。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
合ふさるさの気立く、肩相摩してはき、轂相撃ちては砕けぬべきをも覚えざるは、心々に今をて騒ぐ事ありて、不狂人も狂せるなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
善鸞 られてから病気になりました。私は会う事も許されませんでした。ついに女は死にました。私は死に目にも会えなかったのです。
出家とその弟子 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
べて鳥の身体は五つに載り別けるのが法です。大きい鳥でも小さい鳥でも法則の通り五つに別けて行けば極く楽に肉や骨がなれますけれども一つ法にれると肉が骨へついて始末になりません。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
「道のべのほ豆のからまる君をれか行かむ」(同・四三五二)も同じような場面だが、この豆蔓の方は間接に序詞を使って技巧的であるが、それでも
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
王滝川の岸に添うて二里も三里もある道を歌いながら通って来る幾組かの娘達は、いずれも連にれまいとし、人に踏まれまいとして、この群集の中を互に手を引合って歩いた。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
オヤ、可哀相さなは!がお靴足袋穿かしてくれるでせう?には出來ないわ!でも、れてるんですもの。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
いほど沢山蠅の群が集つて、何処から塵埃と一緒に舞込んで来たかと思はれるやうに、鴨居だけばかりのところをんづれつしたのであつた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
「八田の一本菅は、ひとり居りとも、居り敢へむ」「人はかゆともはかられゐむ(又はるとも、るに任せむ)」
副詞表情の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
上布留の命は、嫋女ひによりて、馬じもの縄とりつけ、鹿じもの弓矢みて、大君の命畏み、天鄙辺退る。ふるごろも真土の山ゆ帰り来ぬかも(万葉集巻六)
相聞の発達 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)