『副詞表情の発生（ふくしひょうじょうのはっせい）』

——けなばけぬかに 道に逢ひてゑますがからに、零雪乃消者消香二恋云わぎも（万葉巻四） ……まつろはず立ち対ひしも、露霜之消者消倍久、ゆく鳥のあらそふはしに、（同巻二） 一云ふ、朝露之消者消言（香かと云ふ）爾うつそみとあらそふはしに 私は、今 …

著者	折口信夫
ジャンル	言語 > 日本語 > 文法 語法
初出	「国文学論究」1934（昭和9）年7月
文字種別	新字旧仮名
読書目安時間	約29分（500文字/分）
朗読目安時間	約48分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

生（ハ） 直（タヾ） 苦（グシ） 汝（ナ） 隔（ヘナ） 転（ウタヽ） 離（カ） 著（シル） 水草（ミクサノ） 艶（エン） 種（クサ） 料（カネ） 纏（マ） 次（シ） 延（ハ） 予（カネ） 窖（ムロ） 漣（サヽナミ） 率寝（ヰネ） 悉（つく） 偶（たまたま） 一坏（ヒトツキ） 息長（オキナガ） 古日（フルヒ） 再（ふたたび） 騰母（トモ） 登慕（トモ） 消蟹（ケヌカニ） 旧草（フルクサ） 新漢（イマキ） 我波（ワレハ） 我妹（ワギモ） 可消（ケヌベク） 勿焼（ナヤ） 不敢（カテニ）