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漣
ふりがな文庫
“漣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さざなみ
77.7%
さゞなみ
14.6%
ささなみ
2.9%
サヽナミ
1.9%
いざちや
1.0%
さゝなみ
1.0%
サヾナミ
1.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さざなみ
(逆引き)
女教師鴎外、芸妓紅葉、女生徒
漣
(
さざなみ
)
、女壮士
正太夫
(
しょうだゆう
)
、
権妻
(
ごんさい
)
美妙、女役者
水蔭
(
すいいん
)
、
比丘尼
(
びくに
)
露伴、
後室
(
こうしつ
)
逍遥、踊の師匠眉山、町家の女房柳浪。
田沢稲船
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
漣(さざなみ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
さゞなみ
(逆引き)
夕日
(
ゆふひ
)
は低く惱ましく、わかれの光悲しげに、
河岸
(
かし
)
を
左右
(
さいう
)
のセエヌ
川
(
がは
)
、
川
(
かは
)
一杯
(
いつぱい
)
を
抱
(
だ
)
きしめて、
咽
(
むせ
)
んで
搖
(
そゝ
)
る
漣
(
さゞなみ
)
に熱い
動悸
(
どうき
)
を見せてゐる。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
漣(さゞなみ)の例文をもっと
(15作品)
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ささなみ
(逆引き)
旅僧はその時、
南無仏
(
なむぶつ
)
と唱えながら、
漣
(
ささなみ
)
のごとき杉の木目の式台に立向い、かく誓って合掌して、やがて笠を脱いで
一揖
(
いちゆう
)
したのであった。——
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
漣(ささなみ)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
サヽナミ
(逆引き)
漣
(
サヽナミ
)
の滋賀の辛崎、
幸
(
サキ
)
くあれど、大宮人の船待ちかねつ(人麻呂——万葉巻一)
叙景詩の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
漣(サヽナミ)の例文をもっと
(2作品)
見る
いざちや
(逆引き)
呼出さる吉田三五郎は伊勢に
向
(
むか
)
ひ西家村の神職伊勢同人
妻
(
つま
)
菊と申すは
其方
(
そのはう
)
なるかと云に
漣
(
いざちや
)
で御座ると答へける又取返して伊勢の妻菊と申すは
其方
(
そのはう
)
なるかと尋るに只々漣で御座ると
答
(
こた
)
へ一向に分り兼れば平石次右衞門心付き伊勢には
舞太夫
(
まひだいふ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
漣(いざちや)の例文をもっと
(1作品)
見る
さゝなみ
(逆引き)
サ、サと
音
(
おと
)
が
聞
(
き
)
こえて、うつゝに
蘆間
(
あしま
)
の
漣
(
さゝなみ
)
へ
動
(
うご
)
いて
行
(
ゆ
)
くやうである。
十和田の夏霧
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
漣(さゝなみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
サヾナミ
(逆引き)
志賀と言うても、筑前にも名高い地があるから、
漣
(
サヾナミ
)
と地名を連呼する。此は、沖縄には今も行はれてゐる。其でも、地名の方は、連呼法の記憶や実用が乏しく残つた為に、大した混同はなかつた。
日本文章の発想法の起り
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
漣(サヾナミ)の例文をもっと
(1作品)
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漣
漢検準1級
部首:⽔
14画
気象に関する漢字
麦秋
驟雨
颱風
颪
靄
霾
霽
霹靂
露
霰
霧
霤
霞
霜
霙
霖雨
霖
霓
霎
霄
...
“漣”の類義語
衝突
相剋
紛紜
軋轢
確執
風波
波風
敵対
“漣”を含む語句
漣波
漣漪
漣々
漣山人
漣立
客魯漣
漣太夫
漣子
漣雲
“漣”のふりがなが多い著者
内田魯庵
国木田独歩
徳冨蘆花
国枝史郎
橘外男
正岡容
北原白秋
夏目漱石
上田敏
横光利一