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さざなみ
ふりがな文庫
“さざなみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
サザナミ
語句
割合
漣
46.0%
小波
46.0%
漣漪
3.4%
漣波
2.9%
小々波
0.6%
瀲
0.6%
細波
0.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
漣
(逆引き)
といいきらないうちに奥さんは口許に袖口を持っていって
漣
(
)
のように笑った……眼許にはすぎるほどの好意らしいものを見せながら。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
さざなみ(漣)の例文をもっと
(50作品+)
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小波
(逆引き)
小波
(
)
一つ立っていなかった。じっと
瞶
(
)
めていると、伝説にある龍がその底にいて、落ちて来る私を待ち構えているように思われた。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
さざなみ(小波)の例文をもっと
(50作品+)
見る
漣漪
(逆引き)
鳥島と裏浜とはあひ
距
(
)
ること僅に数町にすぎず、そのあひだ
漣漪
(
)
つねに穏かなり、かつ遠浅なれば最も海水浴に適す。
松浦あがた
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
さざなみ(漣漪)の例文をもっと
(6作品)
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▼ すべて表示
漣波
(逆引き)
その雪峰の前を流れて居る水は
潺々
(
)
として静かに流れ去る。その
漣波
(
)
に明月が影を宿して居る。その月光がいちいち砕けて実に
麗
(
)
しき姿を現わして居る。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
さざなみ(漣波)の例文をもっと
(5作品)
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小々波
(逆引き)
しかし底には幾多の幻怪なものが潜んでいる大海の
面
(
)
に、可哀らしい
小々波
(
)
がうねっているように思われますね。
家常茶飯 附・現代思想
(新字新仮名)
/
ライネル・マリア・リルケ
(著)
さざなみ(小々波)の例文をもっと
(1作品)
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瀲
(逆引き)
箱のようなきわめて小さな舟を岸から四、五間乗り出して、
釣
(
)
りを
垂
(
)
れていた三人の人がいつのまにかいなくなっていた。湖水は
瀲
(
)
も動かない。
春の潮
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
さざなみ(瀲)の例文をもっと
(1作品)
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細波
(逆引き)
枝には白き
渚
(
)
を掛け、緑に
細波
(
)
の葉を揃えた、物見の松をそれぞと見るや——松の
許
(
)
なる据置の腰掛に、長くなって、
肱枕
(
)
して、
面
(
)
を半ば中折の帽子で隠して、羽織を畳んで、
懐中
(
)
に入れて
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
さざなみ(細波)の例文をもっと
(1作品)
見る
“さざなみ”の意味
《名詞》
さざなみ【漣、細波】
細かくたつ波。別名、さざれなみ、ささらなみ。
心の動揺、小さな争い、不和。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
さゞなみ
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ささなみ
こなみ
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サヾナミ
れんぱ