“こなみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小浪80.0%
前妻10.0%
小波10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大浪おほなみ小浪こなみ景色けしきなんだ。いまいままでぼくをよろこばして自然しぜんは、たちまちのうちなん面白味おもしろみもなくなつてしまつた。ぼくとは他人たにんになつてしまつた。
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
風もまた吹きつのって来た。天から降る雪と地に敷く雪とが一つになって、真白まっしろ大浪おおなみ小波こなみが到る処に渦を巻いて狂った。の凄じい吹雪ふぶきの中を、お葉は傘もさずに夢中で駈けた。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)