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大浪
ふりがな文庫
“大浪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おおなみ
68.0%
おほなみ
32.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおなみ
(逆引き)
温泉場
(
ゆば
)
の
御那美
(
おなみ
)
さんが
昨日
(
きのう
)
冗談
(
じょうだん
)
に云った言葉が、うねりを打って、記憶のうちに寄せてくる。心は
大浪
(
おおなみ
)
にのる一枚の
板子
(
いたご
)
のように揺れる。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
大きな
椰子
(
やし
)
や、
橄欖
(
かんらん
)
や、ゴムの樹の植木鉢の間に、長椅子だのマットだの、クッションだの毛皮だのが
大浪
(
おおなみ
)
のように重なり合っている間を
人間腸詰
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
大浪(おおなみ)の例文をもっと
(17作品)
見る
おほなみ
(逆引き)
大浪
(
おほなみ
)
小浪
(
こなみ
)
の
景色
(
けしき
)
、
何
(
なん
)
だ。
今
(
いま
)
の
今
(
いま
)
まで
僕
(
ぼく
)
をよろこばして
居
(
ゐ
)
た
自然
(
しぜん
)
は、
忽
(
たちま
)
ちの
中
(
うち
)
に
何
(
なん
)
の
面白味
(
おもしろみ
)
もなくなつてしまつた。
僕
(
ぼく
)
とは
他人
(
たにん
)
になつてしまつた。
湯ヶ原より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
大浪
(
おほなみ
)
はまるで悪魔のやうに荒れ狂つて、夜どほし、がう/\と岸へ乗り上げ、そこいらの森の
立木
(
たちき
)
といふ立木を、すつかり引きぬいて持つていきました。
湖水の鐘
(新字旧仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
大浪(おほなみ)の例文をもっと
(8作品)
見る
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
浪
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫
検索の候補
大津浪
三陸大津浪
“大浪”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
加能作次郎
下村千秋
アントン・チェーホフ
鈴木三重吉
作者不詳
野口雨情
内田魯庵
国木田独歩
吉川英治