“大袈裟”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
おおげさ73.9%
おほげさ25.3%
おゝげさ0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“大袈裟”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語34.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.2%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
三木は、ちらと卑しく笑い、そのまま頭をたれて考えた。ずいぶん大袈裟おおげさな永い思案の素振りであった。ふと顔をあげて、
火の鳥 (新字新仮名) / 太宰治(著)
さすがは、と言ってひざを打って感嘆する人も昔はあったが、それはあまり大袈裟おおげさすぎるので、いまは、はやらない。
不審庵 (新字新仮名) / 太宰治(著)
態度とかなんとか云ふと、はなはだ大袈裟おほげさに聞えるが、何もそんな大したものを持ち合せてゐる次第では決してない。
澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
其意味を面倒に述べ立てるのは大袈裟おほげさだからしますが、私は自分で小説を書くとそのあとが心持ちが惡い。
『伝説の時代』序 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
蚊がしきりに攻めて来た。恭三は大袈裟おゝげさに、
恭三の父 (新字新仮名) / 加能作次郎(著)
河内介の三倍ものかさのある衣裳を着けた夫人の立ち姿が、そのとき牡丹ぼたんくずれ落ちるようなゆったりとした動揺を起して、をわたる松風にも似た大袈裟おゝげさきぬずれの音を立てた。