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嵩
ふりがな文庫
“嵩”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かさ
61.6%
こう
28.8%
かう
5.5%
たか
2.3%
カサ
0.6%
こ
0.3%
すう
0.3%
たかま
0.3%
カウ
0.3%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かさ
(逆引き)
するうち酒屋の借金が
嵩
(
かさ
)
んで長い小説の必要に迫られ、S社に幾らかの前借をして取懸つたのが『狂醉者の遺言』といふわけである。
足相撲
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
嵩(かさ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
こう
(逆引き)
若さと若さとが互いにきびしく求め合って、葉子などをやすやすと
袖
(
そで
)
にするまでにその情炎は
嵩
(
こう
)
じていると思うと耐えられなかった。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
嵩(こう)の例文をもっと
(50作品+)
見る
かう
(逆引き)
解つたか、
味噌摺
(
みそす
)
り奴、——手前は腹の惡い人間ぢやねえが、主人大事が
嵩
(
かう
)
じて、外の者へツラく當り過ぎるよ、氣を付けやがれ
銭形平次捕物控:098 紅筆願文
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
嵩(かう)の例文をもっと
(19作品)
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▼ すべて表示
たか
(逆引き)
それがあまりに息詰まるほど
嵩
(
たか
)
まると彼女はその
嵩
(
かさ
)
を心から離して感情の技巧の手先で犬のように綾なしながら、うつらうつら若さをおもう。
家霊
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
嵩(たか)の例文をもっと
(8作品)
見る
カサ
(逆引き)
またあるいはカサを
瘡
(
カサ
)
とも感ずる。すなわちその海藻が
痂
(
カサブタ
)
のような形ではないかとも想像する人がないとも限らない。また重なることも
嵩
(
カサ
)
というからあるいはそれを重畳の意味にとらんでもあるまい。
植物一日一題
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
嵩(カサ)の例文をもっと
(2作品)
見る
こ
(逆引き)
だんだん悪戯が
嵩
(
こ
)
うじて、しまいには往来を横に一列になって通せんぼうをする、私がそれをよけて右へ行くと右へ、左へ行くと左へ立ちふさがって、とうとう上野の精養軒のわきの溝の中に
お蝶夫人
(新字新仮名)
/
三浦環
(著)
嵩(こ)の例文をもっと
(1作品)
見る
すう
(逆引き)
で、彼の父の
嵩
(
すう
)
は他家から養子にきた者だし、いずれにしても余り良い家柄ではなかったらしい。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
嵩(すう)の例文をもっと
(1作品)
見る
たかま
(逆引き)
それがだんだん
嵩
(
たかま
)
つて来て濁つてゐたおたあちやんの心は、一日一日と澄んで来るやうになりました。
虹の橋
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
嵩(たかま)の例文をもっと
(1作品)
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カウ
(逆引き)
其が
嵩
(
カウ
)
じて「桜時雨」の「侘び住ひの場」などが出来たのであらうが——。
戞々たり 車上の優人
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
嵩(カウ)の例文をもっと
(1作品)
見る
嵩
漢検準1級
部首:⼭
13画
“嵩”の類義語
寸法
規模
“嵩”の関連語
容積
“嵩”を含む語句
水嵩
嵩高
荷嵩
気嵩
嵩山
金嵩
年嵩
嵩張
一嵩
亀嵩
皇甫嵩
曹嵩
嵩間
嵩谷
嵩張物
御嵩
嵩山正直
嵩山寺
嵩増
姥嵩
...
“嵩”のふりがなが多い著者
中里介山
徳田秋声
野村胡堂
谷崎潤一郎
黒島伝治
佐々木邦
樋口一葉
江戸川乱歩
岡本綺堂
山本周五郎