“水嵩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みずかさ81.7%
みづかさ13.3%
みかさ5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春は水嵩で、両岸に咲く一重桜の花の反映の薄べに色に淵はんでも、瀬々の白波はます/\えて、こまかい荒波を立てゝゐる。
(新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
そのときのことを僕はいまだに想浮べることが出来る。その日は村人のふ『酢川落ち』の日で、水嵩が大分ふえてゐた。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
ふだんから釣の好きな私の甥は、五条の橋の下へ参りまして、河原蓬の中に腰を下しながら、ここばかりは涼風の通うのを幸と、水嵩の減った川に糸を下して、を釣って居りました。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)