“水面”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
すいめん32.1%
みのも28.6%
すゐめん16.1%
みずも7.1%
みづも5.4%
みなも5.4%
みず1.8%
みづ1.8%
みづのも1.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“水面”を含む作品のジャンル比率
文学 > ドイツ文学 > その他のゲルマン文学14.3%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
その水は割合わりあいあさく、何万年のながい間には処々ところどころ水面すいめんから顔を出したりまた引っんだり
イギリス海岸 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
銀色ぎんいろもやが、地面じめんとすれすれに、またかがみのような水面すいめんただよっていた。
ジャン・クリストフ (新字新仮名) / ロマン・ロラン(著)
偶〻たま/\一島の傍を過ぐるに、その家々は或は直ちに水面みのもより起れる如く、或はすたれたる舟の上に立てる如し。
此地の瑩域えいゐきは、高き石垣もて水面みのもより築き起されたるさま、いにしへのノアが舟の洪水の上にうかべる如し。
あみうつるのかおよ五十畳ごじふでうばかりの広間ひろまが、水底みずそこから水面すゐめん
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
暮れ殘る夕暮に、大川の水面すゐめんを薄紫に照して、向島のあたりは花の霞の裡に、さながら金砂子をいたやう。
光りはほり水面みずもにまでも散りこぼれて、二本松十万石の霞ヶ城は、いち面に只ひと色の青だった。
十万石の怪談 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
簗小屋を這い出すなり高徳は息をつめてなわての方を凝視した。津山川の水面みずももまだわかたぬほどな霞だし、空は白みかけたばかりだった。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
水面みづもをふるはす風の吐息は毛程もなく、澄むが儘に澄むだ水底は、紺碧に晴れ渡つた空の色をその儘にくつきりと写してゐた。
嘆きの孔雀 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
平次の手が頭の上にあがりました。八五郎の傍に曲者が居るといふ合圖です。が、左右前後を見廻しても、曲者らしい者は一人も居ず、辰三がたつた一人、水面みづもを眺めてぼんやりして居るのです。
只管ひたすら不思議に思って水面みなも見詰みつめていると、何やら大きな魚がドサリと網へ引掛ひっかかった、そのひびき却々なかなか尋常でなかった
枯尾花 (新字新仮名) / 関根黙庵(著)
グラスメヤア(三)水面みなもにも
天地有情 (旧字旧仮名) / 土井晩翠(著)
みんなが口をあいて空を仰ぎ見る。だがなんと、暗い河の水の油のように重くぎらぎらすることぞ! 水面みずを見ると怖い。
旧聞日本橋:17 牢屋の原 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
さし出された給仕盆おぼんにうつることもあり、水面みづにうつして妙な顏をして見ることもある。
鏡二題 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
水面みづのもにただはぢくのみ。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
ひとりつかれて水面みづのも
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)