“氣勢”のいろいろな読み方と例文
新字:気勢
読み方割合
けはひ80.0%
けはい12.0%
きほ8.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
建續たてつゞいへは、なぞへにむかうへ遠山とほやまいて、其方此方そちこちの、には背戸せど空地あきちは、飛々とび/\たにともおもはれるのに、すゞしさは氣勢けはひもなし。
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
と言つてる所へ、入口に人の訪るゝ氣勢けはい。智惠子は屹と口を結んだ。俄かに動悸が強く打つ。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
鶯懷爐うぐひすくわいろはるめいたところへ、膝栗毛ひざくりげすこ氣勢きほつて、熱燗あつかんむしおさへた。
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)