“氣障”のいろいろな読み方と例文
新字:気障
読み方割合
きざ96.9%
きざはり3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それぢや、ほんの一と丁場だ、——送つて上げるのも氣障きざだ。醉つ拂ひか何かにからみ付かれたら、大きな聲を出しなさるが宜い」
門を出て右へ曲ると、智惠子はちつと學校を振返つて見て、『氣障きざな男だ。』と心に言つた。故もない微笑がチラリと口元に漂ふ。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
貴女あなた……氣障きざはりでせうが、見惚みとれたらしい。
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)