“貴女”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あなた73.7%
きじょ18.4%
あんた4.5%
きぢよ1.5%
おうち0.8%
レデー0.4%
レディ0.4%
レディー0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もちろん、これは何でもないことなんですよ。僕が貴女あなたを愛するということは絶対なんですから。ただそれがほんの少しばかり障害を
華やかな罪過 (新字新仮名) / 平林初之輔(著)
まだはっきりとは今日までよく見なかった女は、貴女きじょらしい気高けだかい様子が見えて、この身分にふさわしくない端麗さが備わっていた。
源氏物語:13 明石 (新字新仮名) / 紫式部(著)
「しかし貴女あんたも、この商売はいい加減に足を洗ったらどうです。商売している間は、夜更よふかしはする、酒は呑む、体を壊す一方だからね。」
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
なぜなれば真の貴女きぢよこれ等多数の低級なるうして美質に満ちた婦人の間から将来ます/\発生する事を期待するからである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
貴女おうちが悪いのんとちがいま。うちの人がなんし水の中ばっかしで暮してはって、陸の上を歩くのが下手糞だしたさかい。」
わが町 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
彼はこの通りと雨外套の下を僕らに示した上、日本へ帰ると服装が自由で貴女レデーの前でも気兼きがねがなくって好いと云っていた。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
はたそれ途中一土手田畝道たんぼみちへかかって、青田ごしに富士の山に対した景色は、慈善市バザアへ出掛ける貴女レディとよりは、浅間の社へ御代参の御守殿という風があった。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
目黒につくと千世子は一番先に降りたHに外国の貴女レディーの様にたすけられて気取った様子をして下りてHをまんなかにして歩き出した。三人はだれでもが行く不動さんの方に向いて居た。
千世子 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)