トップ
>
貴女方
ふりがな文庫
“貴女方”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あなたがた
50.0%
あんたがた
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あなたがた
(逆引き)
「
貴女方
(
あなたがた
)
の
御庇
(
おかげ
)
です……敬意を表して、よく
小老実
(
こまめ
)
に働きますよ。」と民弥が婦人だちを見向いて云う。と二人が一所に、言合わせたように美しく
莞爾
(
にっこり
)
して
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
何にも知らない
不束
(
ふつつか
)
なものですから、
余所
(
よそ
)
の女中に
虐
(
いじ
)
められたり、毛色の変った
見世物
(
みせもの
)
だと、
邸町
(
やしきまち
)
の犬に
吠
(
ほ
)
えられましたら、せめて、
貴女方
(
あなたがた
)
が
御贔屓
(
ごひいき
)
に、私を
庇
(
かば
)
って下さいな、後生ですわ、ええ。
錦染滝白糸:――其一幕――
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
貴女方(あなたがた)の例文をもっと
(3作品)
見る
あんたがた
(逆引き)
「これは緑青と群青やで。どつちやも高い絵具やが、
貴女方
(
あんたがた
)
はお弟子やさかい、
廉
(
やす
)
う負けといて一度分五銭にしときまつさ。」
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
だがねお八重さん、お定さんもだ、まあ
熟
(
よつ
)
く考へてみる
事
(
こつ
)
たね。俺は奈何でも構はねえが、彼方へ行つてから
後悔
(
あとくやみ
)
でもする樣ぢや、
貴女方
(
あんたがた
)
自分の
事
(
こつ
)
たからね。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
貴女方(あんたがた)の例文をもっと
(3作品)
見る
貴
常用漢字
小6
部首:⾙
12画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“貴女”で始まる語句
貴女
貴女様
貴女等
貴女達
検索の候補
貴女
貴女様
貴女等
貴女達
印度貴女
貴方
貴方様
貴所方
貴方方
貴下方
“貴女方”のふりがなが多い著者
石川啄木
薄田泣菫
泉鏡花