“御贔屓”の読み方と例文
読み方割合
ごひいき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前の座主マルクス・キンツス・マルチウスの経営中に劣らず出精しゅっせい致しますれば、貴顕紳士は相替らず御贔屓ごひいき御入来を願うと張り出した。
先年北支那の王魁石おうかいせきさんと秘密に上海でお会いになった時には、手前共の処を大層御贔屓ごひいき下さいまして、ありがとう御座いました。
超人鬚野博士 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
長らく御贔屓ごひいきを戴き先月御当家様で金子百両借用致して、其の証文おもてに金子滞る時は女房お村を妾に差上げると云うことが書いてあり
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)