“出精”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅっせい64.7%
しゆつせい17.6%
シユツセイ17.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お前はこれから他念なく出精しゅっせいして、植木屋として一人前の職人になることを心掛けねばならないと、私はくれぐれもいい聞かせた。
二階から (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
致し居候ても正直しやうぢき一三まい出精しゆつせい致し居候と申上ければ越前守殿久八に申さるゝは其方事昨日も尋問たづぬる通り千太郎を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
氏人ウヂビトたちをびつどへて、弓場ユバに精勵させ、捧術ホコユケ・大刀かきに出精シユツセイさせよう、と謂つたことを空想して居る。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)