“出不精”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
でぶしょう83.3%
でぶしやう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おや、銭形の親分、よく来てくれたね。出不精でぶしょうの親分のことだから、どうかと思って心配したが」
昼食後一時間位、転寝うたたねをする事があるが、これをすると頭の工合ぐあいの大変よいように思う。出不精でぶしょうの方で余り出掛けぬが、時々散歩はする。俗用で外出をむなくされる事も、たまには無いではない。
出不精でぶしやうの上に、私の健康は自分の仕事だけが精一杯の状態であつた。
木の都 (新字旧仮名) / 織田作之助(著)