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『木の都』
ふりがな文庫
『
木の都
(
きのみやこ
)
』
大阪は木のない都だといはれてゐるが、しかし私の幼時の記憶は不思議に木と結びついてゐる。 それは生国魂神社の境内の、巳さんが棲んでゐるといはれて怖くて近寄れなかつた樟の老木であつたり、北向八幡の境内の蓮池に落つた時に濡れた着物を干した銀杏の木 …
著者
織田作之助
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約18分(500文字/分)
朗読目安時間
約30分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
落
(
はま
)
与
(
あづか
)
鬱蒼
(
うつそう
)
銀杏
(
いちやう
)
敢
(
あへ
)
訓
(
さと
)
購
(
もと
)
怖
(
こは
)
難波
(
なには
)
高津
(
かうづ
)
随
(
つ
)
著
(
いちじる
)
黄昏
(
たそが
)
浪華
(
なには
)
通
(
かよ
)
酢漬
(
すづ
)
団扇
(
うちは
)
屈託
(
くつたく
)
鞭
(
むち
)
鑑
(
かんが
)
黴
(
かび
)
辺鄙
(
へんぴ
)
赧
(
あか
)
鑵炊
(
かまた
)
誌
(
しる
)
覚束
(
おぼつか
)
閃
(
ひらめ
)
不憫
(
ふびん
)
背丈
(
せたけ
)
木犀
(
もくせい
)
佇
(
たたず
)
凛
(
りん
)
呑気
(
のんき
)
咽喉
(
のど
)
因縁
(
いんねん
)
奇
(
く
)
容子
(
ようす
)
尠
(
すくな
)
巳
(
み
)
敲
(
たた
)
美味
(
うま
)
末裔
(
まつえい
)
棲
(
す
)
榎
(
えのき
)
樟
(
くす
)
浮彫
(
うきぼり
)
漁
(
あさ
)
生玉
(
いくたま
)
界隈
(
かいわい
)
発
(
た
)
稍
(
やや
)