“難波”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
なにわ51.9%
なんば22.2%
なには16.7%
ナニハ7.4%
ナンバ1.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“難波”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 日本史 > 日本史4.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
この日あたり、六波羅軍が、すでに京を発し、難波なにわへいそいだとの飛報が、しきりに、天王寺界隈かいわいを騒がせていた。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
すでに、そういう占う男の言葉によらなくとも、何か気負うた生絹の眉や眼の奥にも、難波なにわの土の匂いはとうにせていた。
荻吹く歌 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
原士はらしの中で、有名な使い手だけあって、難波なんばぽうりゅうと覚しき太刀筋はたしかなもの。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もっと幼少の頃は、女中の背に乗って、毎日々々梅田うめだ難波なんばの停車場や踏切ふみきりへ、汽車を眺めるべく、弁当を持って出張に及んだものである。
めでたき風景 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
昆陽こやを出でさせ給ひて、武庫川むこがわ神崎かんざき難波なにはなど過ぎさせ給ふとて、御心のうちにおぼす筋あるべし。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
後撰集雑二に「難波なにはがた汀のあしのおいのよにうらみてぞふる人のこゝろを」というのが読人不知よみびとしらずになって出て居るが、兼盛の歌である。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
其には、難波ナニハにある帥の殿の立願リフグワンによつて、仏前に読誦した経文の名目が、書き列ねてあつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
西の國よりやまとへのぼるには、すべて難波ナニハの津までは、船より物するぞ、定まれることなりける。
倭女王卑弥呼考 (旧字旧仮名) / 白鳥庫吉(著)
難波ナンバ土橋ドバシ(今の叶橋カナフバシ)の西詰に、ヽヽといふ畳屋があつた。
三郷巷談 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)