“なにわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
浪華33.7%
難波32.6%
浪花17.4%
浪速14.1%
灘波2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は、門付をしながら、中国筋を上って、浪華へ出るまでに、半年もかかった。浪華表の倉屋敷で、彼は国元の母からの消息に接した。
仇討三態 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
かれの軍が、大坂へもどると、難波の津から一変した新しきこの大都市の住民は、道や城の附近へ押し寄せ、夜まで、歓呼していた。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蕪村は摂津浪花に近き毛馬塘の片ほとりに幼時を送りしことその「春風馬堤曲」に見ゆ。彼は某に与ふる書中にこの曲の事を記して
俳人蕪村 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
お茶の水で飛田林覚兵衛に襲われ、浪速あやめに助けられ、そのあやめが雇ってくれた駕籠で山岸主税は屋敷へかえって来た。
仇討姉妹笠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
鋭く、んだ眼を上げた歌麿は、その大丸髷が、まがう方なく、ては江戸随一の美女とわれた灘波屋のおきただと知ると、さすがに寂しい微笑を頬に浮べた。
歌麿懺悔:江戸名人伝 (新字新仮名) / 邦枝完二(著)