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窪
ふりがな文庫
“窪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くぼ
97.2%
くぼみ
2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くぼ
(逆引き)
またその鐘の面に
柄附
(
えつき
)
の鐘様の
窪
(
くぼ
)
みあり、竜宮の
乙姫
(
おとひめ
)
が鏡にせんとて、ここを採り去ったという、由来書板行して、寺で売りいたと。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
幕が
開
(
あ
)
いた——と、まあ、言う
体
(
てい
)
でありますが、さて
唯
(
ただ
)
浅い、
扁
(
ひらった
)
い、
窪
(
くぼ
)
みだけで。何んの
飾
(
かざり
)
つけも、道具だてもあるのではござらぬ。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
窪(くぼ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
くぼみ
(逆引き)
櫟
(
くぬぎ
)
から
楢
(
なら
)
と眼をつけ、がさ/\と吾が
踏
(
ふ
)
み分くる
足下
(
あしもと
)
の落葉にも気をつけ、木を掘ったあとの
窪
(
くぼみ
)
を注視し、時々立止って耳を澄ました。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
あまり
倦
(
う
)
みたれば、一ツおりてのぼる坂の
窪
(
くぼみ
)
に
踞
(
つくば
)
いし、手のあきたるまま何ならむ指もて土にかきはじめぬ。さという字も出来たり。くという字も書きたり。
竜潭譚
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
窪(くぼみ)の例文をもっと
(6作品)
見る
窪
漢検準1級
部首:⽳
14画
“窪”を含む語句
笑窪
荻窪
頸窪
大窪
水窪
窪地
落窪
中窪
窪田
窪所
牛窪
窪川鶴次郎
大窪詩仏
都窪
長窪
鴇窪
谷窪
窪坏
窪平
窪溜
...
“窪”のふりがなが多い著者
吉川英治
泉鏡花
柳田国男
泉鏡太郎
徳田秋声
島崎藤村
岡本かの子
南方熊楠
山本周五郎
横光利一