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落窪
ふりがな文庫
“落窪”の読み方と例文
読み方
割合
おちくぼ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おちくぼ
(逆引き)
「かつて大橋
訥庵
(
とつあん
)
がこう
謂
(
い
)
った、独怪謝安出山後、更無偉略済蒼生、と」梅田定明は頬骨の高い眼の
落窪
(
おちくぼ
)
んだ顔をつきだすようにしてそう云った
新潮記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
そのころ私は毎晩母の
懐
(
ふところ
)
に
抱
(
いだ
)
かれて、竹取の
翁
(
おきな
)
が見つけた小さいお姫様や、
継母
(
ままはは
)
にいじめられる
可哀
(
かわい
)
そうな
落窪
(
おちくぼ
)
のお話を
他人事
(
ひとごと
)
とは思わずに身にしみて
山の手の子
(新字新仮名)
/
水上滝太郎
(著)
「はて、
面妖
(
めんよう
)
な。
只事
(
ただごと
)
でない。」と家令を先に敷居越し、恐る恐る
襖
(
ふすま
)
を開きて、御容顔を見奉れば、徹夜の
御目
(
おんめ
)
落窪
(
おちくぼ
)
みて、
御衣服
(
おめしもの
)
は泥まぶれ、激しき
御怒
(
おいかり
)
の気色
顕
(
あらわ
)
れたり。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
落窪(おちくぼ)の例文をもっと
(12作品)
見る
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
窪
漢検準1級
部首:⽳
14画
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