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『新潮記』
ふりがな文庫
『
新潮記
(
しんちょうき
)
』
嘉永五年五月はじめの或る日、駿河のくに富士郡大宮村にある浅間神社の社前から、二人の旅装の青年が富士の登山口へと向っていった。参道を掃いていた宮守の老人がそれをみつけて、「もしもし」と呼び止めた。 「あなた方はお山へお登りかな」 「ああそうで …
著者
山本周五郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「北海道新聞」1943(昭和18)年6月12日~12月20日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5時間13分(500文字/分)
朗読目安時間
約8時間42分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
小
(
わか
)
索
(
び
)
顔
(
がん
)
直
(
じか
)
悉
(
ごとごと
)
有
(
あら
)
瓢
(
ぺう
)
生
(
な
)
与
(
とも
)
威
(
おどし
)
佇
(
どま
)
何処
(
いづく
)
刻
(
ほ
)
羞
(
はにか
)
昂
(
たかぶ
)
誑
(
たばか
)
更
(
かわ
)
想
(
そう
)
鯉
(
ごい
)
届
(
とどけ
)
茅屋
(
ばうをく
)
在
(
おわ
)
寛
(
ひろ
)
弩
(
おおゆみ
)
堪
(
こた
)
覆
(
くつが
)
状
(
じょう
)
衣
(
き
)
悪
(
あ
)
為
(
し
)
訓
(
さと
)
柄
(
つか
)
喰
(
た
)
如何
(
いかが
)
踵
(
くびす
)
訪
(
おとな
)
納
(
しま
)
洒落
(
しゃ
)
気臆
(
おく
)
歌妓
(
かぎ
)
諄々
(
くどくど
)
朧
(
おぼ
)
賢
(
さか
)
質
(
ただ
)
贔屓
(
びいき
)
衒
(
て
)
嘗
(
かつ
)
摘
(
つ
)
跪座
(
きざ
)
跳
(
おど
)
喫
(
す
)
揷
(
はさ
)
蹲
(
しゃが
)
美味
(
おい
)
框
(
がまち
)
蝉
(
ぜみ
)
梯子
(
ばしご
)
唇
(
くち
)
哀
(
かな
)
穿
(
うが
)
己
(
おれ
)
槻
(
つき
)
稀代
(
きたい
)
呻
(
うな
)
遣
(
つか
)
蛙
(
かわず
)
堰
(
せ
)
翳
(
かげ
)
翻
(
ひるが
)
掉
(
ふる
)
鴉片
(
アヘン
)
惘然
(
もうぜん
)
猪口
(
ちょこ
)
煎
(
い
)
訊
(
たず
)
馬喰
(
ばくろ
)
饒舌
(
じょうぜつ
)
顛
(
ころ
)
截
(
た
)
如何
(
いかん
)
恟
(
ぎょ
)
脅
(
おび
)
癒
(
い
)
怯
(
ひる
)
胤
(
だね
)
胡座
(
こざ
)
抛
(
なげう
)
列
(
つら
)
直截
(
ちょくさい
)
念
(
おも
)
忝
(
かたじけ
)
叢
(
むら
)
老耄
(
ろうもう
)
毀
(
こぼ
)
昏
(
くら
)
厭
(
いと
)
即
(
すなは
)
薄
(
すすき
)
彫
(
きざ
)
陋巷
(
ろうかう
)