“槻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けやき58.1%
つき32.3%
ツキ6.5%
つく3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の部屋の前には大きなけやきの木がある。其れが盛んに落葉してをるのが明け暮れ眼に入る。風の吹く時などは目覚しい勢ひで大空から降つて来る。
落葉降る下にて (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
そうして、森からは弓材になるまゆみつきあずさが切り出され、鹿矢ししやの骨片の矢の根は征矢そや雁股かりまたになった矢鏃やじりととり変えられた。
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)
「紀」「奇」などを用いて「伎」「企」「枳」などを用いない語「ツキ」「キリ」「ツキ」などとの二つに分れるのであります。
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
つく弓の四九 こやる伏りも五〇