“月”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つき67.8%
ぐわつ10.6%
げつ8.7%
がつ8.4%
づき2.0%
ツキ0.6%
つく0.3%
かげつ0.3%
しまぼし0.3%
つさ0.3%
にくづき0.3%
チヽユ0.3%
ルーノ0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それからあなたの俗名ぞくみやうつき華魁おいらんと書いて毎日線香せんかうげてりますが夢のやうでございます。
しょうちゃんは、じっと、つき水晶すいしょうのようなきよらかなでながめていましたが、それらしいなにかがうつったのか、
遠方の母 (新字新仮名) / 小川未明(著)
望蜀生ぼうしよくせいが、どうぐわつ二十二にち壺形土器つぼがたどきし、玄川子げんせんし土偶どぐうあし
そこで一ぐわつ十一にちときめてきん解禁かいきん決行けつかうすることを發表はつぺうしたのである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
ところ胎兒たいじは、夫婦ふうふ豫期よきはんして、五ヶげつまでそだつて突然とつぜんりて仕舞しまつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
今また思い懸けなく一ッ家に起臥おきふしして、折節は狎々なれなれしく物など言いかけられて見れば、嬉しくもないが一げつた来たようで
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
そのまえのとしの六がつに、アメリカから、ペリーが軍艦ぐんかん四せきをひきいて浦賀うらが神奈川県かながわけん)にやってきて、
二人ふたり旅行りょこうえてかえってたのは十一がつまちにはもう深雪みゆき真白まっしろつもっていた。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
「男は二十三——酉年です。」「女はの。」「十七。」「卯年よの。」「生れづきは——」「かっしゃい。年ばかりでも知りょうての。」婆はこう云いながら、二三度膝の上の指を折って、星でも数えるようでしたが
妖婆 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
砂川すなかはの板橋の上に片われづきしろく残り、
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
しかし「ツキ」のキには「伎」「企」「枳」などは用いず、「ユキ」のキには「紀」「奇」などは用いないというように、きっぱり二つの類に分れている。
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
例えば「ツキ」の「キ」には「紀」(またはこれと同類)の仮名を書き、ユキの「キ」には「伎」(またはこれと同類)の仮名を書く。
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
諾児汝うべこなわぬに恋ふなもつくぬがなへ行けばこふしかるなも (同・三四七六)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
の児ろと宿ずやなりなむはた薄裏野すすきうらぬの山につく片寄かたよるも (同・三五六五)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
着替や頭髪あたまの物などと一緒に持っていた幾許いくらかの金も、二三かげつの東京見物や、月々の生活費に使ってしまってから、手が利くところから仕立物などをして、小遣をかせいでいた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
「おにいちゃん、まだおつさきまがているよ。」
昼のお月さま (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、これは烈しい神経衰弱にかかつてゐるなと思ひながらも、被告の答へた膜と云ふ婦人病の四番目の文字は「にくづき」であつたかそれとも「さんずい」であつたかと一寸考へてみてから直ぐ又質問を次へ移した。
マルクスの審判 (新字旧仮名) / 横光利一(著)
チヽユの夜にいもち なくしたちゆさ
沖縄の旅 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)