“病院”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
びょういん50.0%
びやうゐん37.5%
ここ5.0%
こちら2.5%
びょうういん2.5%
ホスピタル2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もちろん、老人ろうじんこころざしとならなかったばかりか、B医師ビーいしは、老人ろうじんきだったらしいすいせんを病院びょういんにわえたのでありました。
三月の空の下 (新字新仮名) / 小川未明(著)
かれ生活せいくわつかくごとくにしていた。あさは八き、ふく着換きかへてちやみ、れから書齋しよさいはひるか、あるひ病院びやうゐんくかである。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
無論これは病院ここだけのことではなく、歴史を通じて、いや人類史始まつて以来、人間をここまで支へて来たものの一つはこの感傷で
キリスト者の告白 (新字旧仮名) / 北条民雄(著)
先般は姫草の件につきましていろいろどうも……ところで早速ですが……お忙しいところまことにすみませんが、直ぐに病院こちらへお出で願えますまいか。姫草ユリ子の行方がわかったのです。
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
病院びょうういんへいって、てもらってきたの?」
海が呼んだ話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ロンドンで病院ホスピタルと云えばほとんど無料病院の同義語ではないか、と。
ロンドン一九二九年 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)