“志”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こころざし38.9%
こゝろざ14.9%
こゝろざし14.9%
こころざ13.1%
シリング6.3%
2.9%
シルリング2.3%
こころ1.1%
こヽろざ1.1%
シリン1.1%
(他:6)3.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“志”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 小説 物語11.5%
歴史 > 伝記 > 個人伝記2.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そうすると通行人のなかから、荷物はなくて信心のこころざしのある者が、二里でも三里でもお社の方角へ送って行くのである。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
光秀も、一言与えた。そして折角、こころざしちまきだからといって、彼らのいる前で、そのうちの一つを取って喰べた。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
みづうみ殿堂でんだうこゝろざす、曲折きよくせつかぞふるにいとまなき、このなが廊下らうか
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
わたしたちは、それから、御所前ごしよまへ廣場ひろばこゝろざして立退たちのくのにはなかつた。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
日本政府につぽんせいふこゝろよ濱島氏はまじましこゝろざしれ、海軍部内かいぐんぶないでは
りとはいへども、そのこゝろざし、むしろにあらずくべからず、いしにあらず、ころばすべからず。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
男は正面を見たなり、女は傍目わきめも触らず、ひたすらにわがこころざかたへと一直線に走るだけである。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
奥の道は、いよいよ深きにつけて、空はいやが上に曇った。けれども、こころざ平泉ひらいずみに着いた時は、幸いに雨はなかった。
七宝の柱 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「さあ、私は誓ってもよいんですが、はじめたしかに四シリングと書いたのに、はっきり十四シリングとなっているんです」
欠損の主因はファーニッシング・デパートメント仕入の際、英為替二シリングペニーであったのが送金のとき二志以下となる。
新種族ノラ (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
従兄妹いとここひし合つて、青木さんの境遇きやうぐうにすれば多少たせう早過はやすぎもしたのであつたが
(旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
詩になっていないことは自分でも万々知っているが、自分の「」ではあった。その後へ、もう一筆加えて、
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「世界中にあなたより他には——若しあなたが私の友なら——友もない私に、あなたが下さるより外には一シルリングだつてない私に?」
始めてった時報酬はと聞いたら、そうさな、とちょっと窓の外を見て、一回七シルリングじゃどうだろう。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
猶更なおさらの悪影響を一般社会——ことに文芸にこころざす青年——に与うるものである。
文芸委員は何をするか (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
一礼を述べてのちわたしがほんのこころばかりの御礼の品にもと、かねてその娘が死せし際に、そのひつぎに納めたという、その家に古くより伝わった古鏡こきょうと、それに、今切落きりおとした娘の黒髪とを形見に残して
雪の透く袖 (新字新仮名) / 鈴木鼓村(著)
勿体もつたいなきことヽて令孃ひめき、おこヽろざしのふみふうらねど御覽ごらんぜよ此通このとほりと
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
かみまいにも眞實まことのこもるおこヽろざしをいたゞものぞかし、其御恩そのごおんなんともおもはず、一れんといふ三百六十五日打通うちとほして
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
すぐさま近くの百貨店ボン・マアシェへ出かけて行ってみると畳一枚に近い大きさのが、たった十三シリン——約六円半——だ。
ただの板を釘づけにしただけの荷造り用の木箱でさえ、約十円の一ポンド——二十シリン——もする。
賤「はい困りますねえ、旦那が亡なりまして私は小遣こづかいも何もないのですが、沢山の事は出来ませんが、ほんこゝろばかりで誠に少しばかりでございますが」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ものらがこゝろざす所は我国の熊にあり。
然るに佐藤は道学者の語を以て怪をしるしてゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
杏花キョウカアマクシテココロザシイマダシ
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここでは一個につき二フラン——瑞西スイツルフランだから、約一シルペンス——もすると、眼を丸くして話した善良な老婦人があったが、これも考えてみると
踊る地平線:11 白い謝肉祭 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
52——すると月には四ポンド五スー、日本金にして四十二円五十銭。クック・ジェネラルだ。