“こころざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
96.3%
志望3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
付近に肥溜こえだめなぞがあって、むろん若様がたの立ち入るところでない。しかし運動にあきた照彦てるひこ様はまもなく正三君をしたがえて、この方面へこころざした。
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
いかなる道を世にこころざそうと、いのちを持たで出来ようか。されば、さむらいの、もっとも恥は犬死ということだ。次には、死に下手というものか。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
世の中の噂のようなことが本当ならば、わたしは志望こころざした道を投捨なげすててまで、五年間もこうして姉さんをたすけていやあしません。
一世お鯉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)