私本太平記しほんたいへいき12 湊川帖12 みなとがわじょう
まだ葉ざくらは初々しい。竹窓の内までが、あら壁もむしろも人も、その静かな、さみどりに染まっている。 「…………」 正成はさっきから赤鶴の仕事にしげしげと見とれていた。天野沢の金剛寺前に住んでいる仮面打ちの老人で——越前の遠くから移住してきた …
作品に特徴的な語句
ヨロ 仰向あお ゆひ かく 病気わずらい だたみ うと かず まゐ だん とう おわ はかり いた うた 沿 とき じき 退 たご 理由ことわけ しょ 柔軟にゅうなん ちが いっ なろ だっ はな ごろも てん こう 旗幟しるし フセ こう かう きょ 退しりぞ 酒瓶さけがめ 往来みち 天道てんどう とう ため いつく まい おさま てっ かん ふく 殿でん ぜい さん くっ たもつ きょ ミサキ 元結もとい 兄弟ふたり おも うえ はぐ こころざ むろ 物騒ものざわ まな 兵糧かて とも 証拠しるし しゅ 彩色いろ 酒瓶しゅへい ぼく ただ かな てき 翻然ほんねん とつ まな 生活たつき もと しょ 夫婦ふたり くが
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