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旗幟
ふりがな文庫
“旗幟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きし
70.1%
はたのぼり
18.2%
はたじるし
5.2%
はた
2.6%
きしょく
1.3%
しるし
1.3%
のぼり
1.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きし
(逆引き)
だが、そうしてようやく内治が
調
(
ととの
)
ったと思うと、こんどは国外からの圧迫がひしひしと、この一小国にも、
旗幟
(
きし
)
の鮮明を
促
(
うなが
)
して来た。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
旗幟(きし)の例文をもっと
(50作品+)
見る
はたのぼり
(逆引き)
金蔵は、
旗幟
(
はたのぼり
)
を立てる大きな石の柱の下にうずくまって、
振分
(
ふりわ
)
けの荷物を膝の上に取下ろし、お豊の面をさも嬉しそうに見ています。
大菩薩峠:05 龍神の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
旗幟(はたのぼり)の例文をもっと
(14作品)
見る
はたじるし
(逆引き)
袁尚は、
間一髪
(
かんいっぱつ
)
の危機を辛くものがれて、
中山
(
ちゅうざん
)
(河北省保定)方面へ逃げ走った。その時
印綬
(
いんじゅ
)
や
旗幟
(
はたじるし
)
まで捨てて行ったので、曹操の将士からよい物笑いにされた。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
旗幟(はたじるし)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
はた
(逆引き)
例の
招牌
(
かんばん
)
から釣込む植木屋は家々の招きの
旗幟
(
はた
)
を
翩翻
(
へんぽん
)
と
金風
(
あきかぜ
)
に
飄
(
ひるがえ
)
し、木戸々々で客を呼ぶ声はかれこれからみ合て
乱合
(
みだれあっ
)
て、
入我我入
(
にゅうががにゅう
)
でメッチャラコ
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
旗幟(はた)の例文をもっと
(2作品)
見る
きしょく
(逆引き)
彼が「上帝と人民」の二字を「少年
伊太利
(
イタリー
)
」の標語となし、一統と独立を
旗幟
(
きしょく
)
の一方に、自由、平等、人情を他方に記したるを見、また、総ての人類に向って自由、平等、人情の普及せんことを信じ
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
旗幟(きしょく)の例文をもっと
(1作品)
見る
しるし
(逆引き)
いやまぎれない菊水の
旗幟
(
しるし
)
がすぐわかった。で、正季たちは、ふもとの西国街道で駒をおりて待っていた。——近くにある
破
(
や
)
れ
築土
(
ついじ
)
は、
水無瀬
(
みなせ
)
ノ宮の
址
(
あと
)
らしく「伊勢物語」に
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
旗幟(しるし)の例文をもっと
(1作品)
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のぼり
(逆引き)
若い方は別に煙草も喫みたがらず、腰もかけたがらずに、しきりに馬場の景気、桟敷の幔幕、真黒く波を打つ人出、八幡宮の
旗幟
(
のぼり
)
、小屋がけの
蓆張
(
むしろばり
)
などを、心持よかりそうにながめていました。
大菩薩峠:14 お銀様の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
旗幟(のぼり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“旗幟”の意味
《名詞》
旗と幟。
表立って示す自分の立場や主張。
(出典:Wiktionary)
旗
常用漢字
小4
部首:⽅
14画
幟
漢検1級
部首:⼱
15画
“旗幟”で始まる語句
旗幟堂々
旗幟鮮明
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