トップ
>
振分
ふりがな文庫
“振分”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふりわけ
60.9%
ふりわ
39.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふりわけ
(逆引き)
脚絆
(
きゃはん
)
を着け、素足に麻裏
穿
(
ば
)
き、
柳行李
(
やなぎごうり
)
と
袱裹
(
ふくさづつみ
)
を
振分
(
ふりわけ
)
にして、左の肩に懸け、右の手にさんど笠を
提
(
さ
)
げ、早足に出づ。
いがみの権太:(明治二十九年一月、明治座)
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
万
(
まん
)
ちやんの
方
(
はう
)
は
振分
(
ふりわけ
)
の
荷
(
に
)
を
肩
(
かた
)
に、わらぢ
穿
(
ばき
)
で、
雨
(
あめ
)
のやうな
火
(
ひ
)
の
粉
(
こ
)
の
中
(
なか
)
を
上野
(
うへの
)
をさして
落
(
お
)
ちて
行
(
ゆ
)
くと、
揉返
(
もみかへ
)
す
群集
(
ぐんしふ
)
が
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
振分(ふりわけ)の例文をもっと
(14作品)
見る
ふりわ
(逆引き)
金蔵は、
旗幟
(
はたのぼり
)
を立てる大きな石の柱の下にうずくまって、
振分
(
ふりわ
)
けの荷物を膝の上に取下ろし、お豊の面をさも嬉しそうに見ています。
大菩薩峠:05 龍神の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
振分
(
ふりわ
)
けにして、
比較的
(
ひかくてき
)
輕
(
かる
)
さうなのを
余
(
よ
)
が
擔
(
かつ
)
いで
見
(
み
)
ると、
重
(
おも
)
いの
重
(
おも
)
くないのと、お
話
(
はなし
)
にならぬ。
肩骨
(
かたぼね
)
はメリ/\
響
(
ひゞ
)
くのである。
探検実記 地中の秘密:05 深大寺の打石斧
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
振分(ふりわ)の例文をもっと
(9作品)
見る
“振分”の解説
振分(ふりわけ)は、日本相撲協会の年寄名跡のひとつ。初代が四股名として名乗っていたもので、200年以上前にさかのぼる。2023年5月現在の所有者は妙義龍泰成。
(出典:Wikipedia)
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“振分”で始まる語句
振分髪
振分髮
検索の候補
振分髪
振分髮
“振分”のふりがなが多い著者
三木竹二
高山樗牛
林不忘
泉鏡太郎
江見水蔭
吉川英治
三遊亭円朝
泉鏡花
斎藤茂吉
中里介山