“肩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かた95.9%
がた3.7%
これ0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、すごい力をからだ中にこめたブル、いきなり、ジョージをかたの上までグッとさしあげると、そのまま下へ力いっぱい投げつけた。
小指一本の大試合 (新字新仮名) / 山中峯太郎(著)
ぜんたい欧洲種の猫は、肩の線が日本猫のやうにいかつてゐないので、がたの美人を見るやうな、すつきりとした、イキな感じがするのである。
猫と庄造と二人のをんな (新字旧仮名) / 谷崎潤一郎(著)
怖々こわ/″\庭を見る途端に、叢雲むらくもれて月があり/\と照り渡り、す月影で見ると、生垣を割って出ましたのは、頭髪かみは乱れて肩に掛り、頭蓋あたま打裂ぶっさけて面部これからこれへ血だらけになり
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)