“面部”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めんぶ50.0%
かお16.7%
おもて16.7%
これ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あつくして問るべしまづ第一に天一坊の面部めんぶあらはれしさうは存外の事をくはだつる相にて人を僞るの氣たしかなり又眼中に殺伐さつばつの氣あり是は他人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
久「いゝえ桜川の庵室に居ったから、それを姓として櫻川又市というので、面部かおに疵があり、えゝ年は四十一二で、立派なたくましい骨太ほねぶとの剛い奴で」
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
太「なんだ……はいわしの年まで知っていて、面部おもてに疵が有ると仰しゃるのは何方どちらのお方でございますえ」
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
怖々こわ/″\庭を見る途端に、叢雲むらくもれて月があり/\と照り渡り、す月影で見ると、生垣を割って出ましたのは、頭髪かみは乱れて肩に掛り、頭蓋あたま打裂ぶっさけて面部これからこれへ血だらけになり
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)