“骨太”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほねぶと88.2%
ほねふと11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
体格は骨太ほねぶと頑丈がんじょうな作り、その顔はまなジリ長く切れ、鼻高く一見して堂々たる容貌ようぼう、気象も武人気質ぶじんかたぎで、容易に物に屈しない。
非凡なる凡人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
他家の質子ちしとはなっても、父孝高よしたか剛毅ごうきと、戦国の骨太ほねぶとな育成に生い立って、すこしもいじけた子となってはいなかった。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
百樹曰、越遊ゑついうして大家のつくりやうを見るに、はしらふときこと江戸の土蔵のごとし。天井てんじやう高く欄間らんま大なり、これ雪の時あかりをとるためなり。戸障子としやうじ骨太ほねふとくして手丈夫ぢやうぶなるゆゑ、しきゐ鴨柄かもゑひろあつし。
百樹曰、越遊ゑついうして大家のつくりやうを見るに、はしらふときこと江戸の土蔵のごとし。天井てんじやう高く欄間らんま大なり、これ雪の時あかりをとるためなり。戸障子としやうじ骨太ほねふとくして手丈夫ぢやうぶなるゆゑ、しきゐ鴨柄かもゑひろあつし。