“武人気質”の読み方と例文
読み方割合
ぶじんかたぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
体格は骨太ほねぶと頑丈がんじょうな作り、その顔はまなジリ長く切れ、鼻高く一見して堂々たる容貌ようぼう、気象も武人気質ぶじんかたぎで、容易に物に屈しない。
非凡なる凡人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
その心にみえるぼくとつな武人気質ぶじんかたぎや朝廷を思う一途いちずな意気もわかって、高氏は、それにはそれへの尊敬をもった。また副将の彼の苦しい立場にも同情した。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)