“朴”の読み方と用例
読み方(ふりがな)割合
ほう24.3%
ほお24.3%
ぼく18.9%
ほほ16.2%
きと5.4%
(その他)10.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“朴”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本4.8%
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション3.0%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行1.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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とりこにしてある沢山の植木――ほうかえでが、林のように茂っている庭の向うが、往来みちになっていて、そこで、数人の者が斬合っていた。
〔出典〕甲州鎮撫隊(新字新仮名)/国枝史郎(著)
長さ九寸、ほうの木で作つたヒヨロヒヨロの矢ですから、他の場所に當つたんでは、大したわざもしなかつたでせうが、眼玉を射ただけに、これは厄介です。
〔出典〕銭形平次捕物控:040 兵庫の眼玉(旧字旧仮名)/野村胡堂(著)
洋燈らんぷったほおの大きな机の上には、明星、文芸倶楽部、万葉集、一葉全集などが乱雑に散らばって置かれてある。
〔出典〕田舎教師(新字新仮名)/田山花袋(著)
主屋と離れ、崖の中腹に、懸け作りになっている別館はなれが一棟、桜や椿やほおの木に囲まれ、寂然として立っていた。
〔出典〕猿ヶ京片耳伝説(新字新仮名)/国枝史郎(著)
みやげ、印伝、水晶だの、百草ひゃくそうだのを売ってる町家に交って、ぼくにしてけいなる富士道者の木彫人形を並べてあるのが目についた。
〔出典〕不尽の高根(新字新仮名)/小島烏水(著)
親父おやぢにも、せがれにも、風景にも、ぼくにしてを破らざること、もろこしのもちの如き味はひありと言ふべし。
〔出典〕病牀雑記(新字旧仮名)/芥川竜之介(著)
山腹にほほの幹が白い。萱原に鴉の群が下りてゐる。鴉が私を見た。私は遠い山の、電柱の列が細く越えてゐるのを眺めた。私は山襞に隠れていつた。
〔出典〕測量船(新字旧仮名)/三好達治(著)
膝から上が桐の木で、膝から下がほほの木で作られて足の形を取る時に、かんなで削つたことを考へたのである。
〔出典〕三十三の死(旧字旧仮名)/素木しづ(著)
一夜函館埠頭ふとうきと旅館に休息しても、まだ頭が痛いと云う。
〔出典〕みみずのたはこと(新字新仮名)/徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
一夜函館埠頭のきと旅館に休息しても、まだ頭が痛いと云ふ。
〔出典〕熊の足跡(旧字旧仮名)/徳冨蘆花(著)
然れども上古の時、言と意とみなすなほにして、文を敷き句を構ふること、字にはすなはち難し。
〔出典〕古事記:02 校註 古事記(その他)/太安万侶稗田阿礼(著)
猟師は楓の細木をたおし、枝葉を払わないままで、柱を立て、私たちの用意して来た、二畳敷ほどな油紙二枚を、人字形に懸けて、家根を作る。
〔出典〕白峰山脈縦断記(新字新仮名)/小島烏水(著)
銀杏いてふ木蓮もくれんほゝかへで
〔出典〕晶子詩篇全集(新字旧仮名)/与謝野晶子(著)
白い地面に、広い葉の青いまゝでちらばつて居るのは、ホホの木だ。
〔出典〕死者の書(新字旧仮名)/折口信夫(著)