“抱朴子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうぼくし75.0%
はうぼくし25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(『抱朴子ほうぼくし』に曰く、「『九鼎記きゅうていき』および『青霊経せいれいきょう』を案ずるに、ならびにいわく、『人物の死するは、ともに鬼あるなり』」と)
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
それから『抱朴子ほうぼくし』を読んで、その夢を祥瑞しょうずいだと思って、蝦蟇のをかき、蝦蟇の彫刻をして人に贈った。これが蟾翁の号の由来である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
ことに、支那にありては人参に関して荒唐な伝説があり、「抱朴子はうぼくし」には「人参千歳くわして小児せうにとなる」
毒と迷信 (新字旧仮名) / 小酒井不木(著)
入氣は即ち「いき」で仙人の餐芝さんし服氣ふくきといひ、道家の導氣養性といひ、亢倉子かうさうしの氣を嚥み神をやしなひ、思を宰し慮を損し、逍遙輕擧すといへるのも、抱朴子はうぼくしにいへる郗儉が空冢中くうちやうちうに墮ちて
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)