トップ
>
抱込
ふりがな文庫
“抱込”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
だきこ
41.7%
かゝへこ
25.0%
かかえこ
16.7%
かひこみ
8.3%
だきこん
8.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だきこ
(逆引き)
離すと、
可
(
い
)
いことに、あたり近所の、
我朝
(
わがちょう
)
の
姉様
(
あねさま
)
を
仰向
(
あおむけ
)
に
抱込
(
だきこ
)
んで、
引
(
ひっ
)
くりかへりさうで
危
(
あぶな
)
いから、不気味らしくも手からは落さず……
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
抱込(だきこ)の例文をもっと
(5作品)
見る
かゝへこ
(逆引き)
頸
(
うなじ
)
から
肩
(
かた
)
と
思
(
おも
)
ふあたり、ビクツと
手応
(
てごたへ
)
がある、ふつと、
柔
(
やはらか
)
く
軽
(
かる
)
く、つゝんで
抱込
(
かゝへこ
)
む
胸
(
むね
)
へ、
嫋
(
たをやか
)
さと
気
(
き
)
の
重量
(
おもみ
)
が
掛
(
かゝ
)
るのに、アツと
思
(
おも
)
つて、
腰
(
こし
)
をつく。
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
抱込(かゝへこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
かかえこ
(逆引き)
風が、どっと吹いて、蓮根市の土間は
廂下
(
ひさしさが
)
りに
五月闇
(
さつきやみ
)
のように暗くなった。一雨来よう。組合わせた五百羅漢の腕が動いて、二人を
抱込
(
かかえこ
)
みそうである。
古狢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
抱込(かかえこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
かひこみ
(逆引き)
外
(
はづ
)
して
小脇
(
こわき
)
に
抱込
(
かひこみ
)
お島に
對
(
むか
)
ひサア汝言はぬか
何
(
どう
)
ぢや言ぬと此槍が其の美しき
體
(
からだ
)
に御見舞申すぞ是でも言はぬか/\と既に
突
(
つく
)
べき勢ひゆゑ安間平左衞門は是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
抱込(かひこみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
だきこん
(逆引き)
久兵衛が
圍
(
かこ
)
ひ置し女なれば此二人の者出なば如何に
強惡
(
がうあく
)
なる久兵衞にても
最早
(
もはや
)
陳
(
ちん
)
ずる事能うまじと思はれたり然れ共久兵衛は
兎角
(
とかく
)
己
(
おのれ
)
が
命
(
いのち
)
はなき者と思ひしゆゑ百兩の一件は是非々々文右衛門に
負被
(
おつかぶ
)
せ
倶
(
とも
)
に
抱込
(
だきこん
)
で殺す
了簡
(
れうけん
)
なり
然
(
さ
)
る程に藤助並びに妹お民の二人は家主六兵衛差添にて罷り
出
(
いで
)
白洲へ平伏なすにぞ久兵衛是は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
抱込(だきこん)の例文をもっと
(1作品)
見る
抱
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“抱”で始まる語句
抱
抱擁
抱一
抱主
抱妓
抱負
抱合
抱茗荷
抱起
抱懐
“抱込”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
作者不詳
泉鏡花
野村胡堂