“姉様”のいろいろな読み方と例文
旧字:姉樣
読み方割合
あねさま51.0%
ねえさん21.6%
あねさん13.7%
あねえさま7.8%
ねえさま3.9%
あねえさん2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
離すと、可(い)いことに、あたり近所の、我朝(わがちょう)の姉様(あねさま)を仰向(あおむけ)に抱込(だきこ)んで、引(ひっ)くりかへりさうで危(あぶな)いから、不気味らしくも手からは落さず……
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「ちさや、どうぞ気をたしかにもっておくれ。もう姉様(ねえさん)はどうしようね。お前、私だよ。姉さんだよ。ね、わかるだろう、私だよ。」
竜潭譚 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「姉様(あねさん)、己(おら)の号外だよ。今朝、号外に腹が痛んだで、稲葉丸さ号外になまけただが、直きまた号外に治っただよ。」
海異記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
(ふと驚く。扇子を落す)まあ、うっかりして、この咽喉に針がある。(もとどりを取って上ぐ)大変なことをした、お姉様(あねえさま)に刺さったらどうしよう。
天守物語 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
只美紅姫だけは自分の室(へや)に隠れていて、姉様(ねえさま)の濃紅姫が呼んでも出て来ませんでした。
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作、杉山萠円(著)
「酷(ひど)い人ね、何だッてまた姉様を殺したんだろうね。芳さんのお姉様(あねえさん)なら、どんなにか優しい、佳(い)い人だったろうにさ。」
化銀杏 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)