“あねさん”の漢字の書き方と例文
語句割合
姉様100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あり/\と枕元へ来て申しました、実に夢とは思われません、してみると兄様あにさん姉様あねさんも迷っていると思いますから、敵を討って罪作りを致しますようでございますけれども
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
織次はと幻に見た、夜店の頃の銀河の上のおんなを思って、先刻さっきとぼとぼと地獄へ追遣おいやられた大勢の姉様あねさんは、まさに救われてその通り天にのぼる、と心が勇む。
国貞えがく (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
姉様あねさんが死にます時にも、お父様とっさまに逢わずに死ぬのは残念だ、一目逢いたい/\と申しました
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)