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『白髪小僧』
ふりがな文庫
『
白髪小僧
(
しらがこぞう
)
』
第一篇赤おうむ 一銀杏の樹 昔或る処に一人の乞食小僧が居りました。この小僧は生れ付きの馬鹿で、親も兄弟も何も無い本当の一人者で、夏も冬もボロボロの着物一枚切り、定った寝床さえありませんでしたが、唯名前ばかりは当り前の人よりもずっと沢山に持っ …
著者
杉山萠円
著者
夢野久作
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「白髪小僧」誠文堂、1922(大正11)年11月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3時間18分(500文字/分)
朗読目安時間
約5時間30分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
行
(
っ
)
退
(
こ
)
故
(
から
)
閉
(
つぼ
)
蹲
(
ひざまず
)
退
(
ずさ
)
灯
(
とぼ
)
以前
(
さっき
)
連
(
つづ
)
厳
(
おご
)
奴
(
おの
)
前兆
(
まえじ
)
所
(
か
)
宮殿
(
ごてん
)
退
(
しざ
)
前兆
(
まえし
)
決定
(
きっと
)
材料
(
しなもの
)
戴
(
いただか
)
憑
(
つま
)
解
(
わ
)
何
(
なんに
)
姉妹
(
あねいもうと
)
為
(
さ
)
沈
(
お
)
美味
(
い
)
彫
(
ぼ
)
詐欺
(
かた
)
生
(
な
)
爺
(
じじ
)
為
(
せ
)
柔順
(
おと
)
後
(
うし
)
小雀
(
ことり
)
壊
(
こ
)
頭
(
がしら
)
区別
(
みわけ
)
一日
(
いちじつ
)
眩
(
ま
)
一時
(
いちどき
)
為
(
す
)
自
(
おの
)
艶
(
あで
)
惚
(
と
)
徐
(
しずか
)
度
(
たんび
)
姉様
(
ねえさま
)
退
(
しりぞ
)
金
(
こがね
)
一同
(
いっしょ
)
疾
(
とっ
)
生憎
(
あいに
)
狼狽
(
あわて
)
片方
(
かたっぽう
)
眩
(
まば
)
瞬
(
またたき
)
灯
(
とも
)
矢張
(
やっぱ
)
硬
(
こ
)
止
(
とど
)
根本
(
もと
)
曠野
(
あれの
)
日
(
じつ
)
放
(
つ
)
背
(
せい
)
膨
(
ぶく
)
捨
(
ちゃ
)
拳
(
て
)
荷
(
かつ
)
莞爾
(
にっこ
)
悪鬼
(
あくま
)
御慰
(
おんなぐさ
)
解
(
ほど
)
後
(
おく
)
形相
(
かおかたち
)
諛
(
へつろ
)
居
(
い
)
少女
(
むすめ
)
実
(
まこと
)
蹴
(
けり
)
妾
(
あたし
)
追
(
おい
)
逃
(
の
)
坊
(
ぼ
)
地上
(
じべた
)
国人
(
くにひと
)
違
(
ちがい
)
遣
(
よこ
)
喚
(
わ
)
只
(
と
)
占
(
うらない
)
卑
(
さも
)
前兆
(
まえしらせ
)
人
(
て
)
些
(
すこ
)
御名
(
おな
)
徐
(
しず
)
仰
(
おお
)
角
(
つの
)
気
(
げ
)