“悪鬼”のいろいろな読み方と例文
旧字:惡鬼
読み方割合
あっき65.0%
あくき15.0%
ル・デモン5.0%
あくま5.0%
わるおに5.0%
デイモン5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恐ろしい力で、これを、ふりほどき、つきとばし、悪鬼あっきのようにあれまわって、岩の廊下を、奥へ、奥へと走っていきます。
魔法博士 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
二、趙家では道士を喚んで首くくりの幽霊を祓う事(首縊幽霊くびくくりゆうれいは最も獰猛なる悪鬼あくきで、阿Qが女を口説いたのもその祟りだと仮想する)
阿Q正伝 (新字新仮名) / 魯迅(著)
悪魔サタン悪魔サタン悪鬼ル・デモン
老嬢と猫 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
それはそれはひどくお怒りになって、さっそく女の悪鬼わるおにたちをんで
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
こうなると、もうこれは、自由自在に出没横行おうこうする悪鬼デイモン仕業しわざだと人々は言いあった。
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)