“あくき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
悪鬼37.5%
惡鬼37.5%
悪気12.5%
惡氣12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
点火器ライターの小さい焔がユラユラとゆらめくと、死人の顔には、真黒ないろいろの蔭ができて、悪鬼あくきのようにすざまじい別人のような形相ぎょうそうが、あとからあとへと構成され
麻雀殺人事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
わたしの心惡鬼あくきのやうに物皆かなぐり棄てて髮振り亂し
展望 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
神職 (魔を切るが如く、太刀たちふりひらめかしつつ後退あとずさる)したたかな邪気じゃ、古今の悪気あくきじゃ、はげしい汚濁じゃ、わざわいじゃ。
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
いしうへ惡氣あくきのぼりて
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)