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にくげ
ふりがな文庫
“にくげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
憎気
40.0%
悪気
20.0%
憎氣
20.0%
惡氣
10.0%
肉芽
10.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
憎気
(逆引き)
と
遠山
(
えんざん
)
の
眉
(
まゆ
)
を逆立てたさまが、怒れる
羅浮仙
(
らふせん
)
のように凄艶に見えた。玄蕃は
憎気
(
にくげ
)
な歯を見せてせせら笑った。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
にくげ(憎気)の例文をもっと
(4作品)
見る
悪気
(逆引き)
之に反して与次郎の如きは露悪党の領袖だけに、
度々
(
たび/\
)
僕に迷惑を掛けて、始末に
了
(
お
)
へぬいたづらものだが、
悪気
(
にくげ
)
がない。可愛らしい所がある。丁度
亜米利加
(
アメリカ
)
人の金銭に対して露骨なのと一般だ。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
にくげ(悪気)の例文をもっと
(2作品)
見る
憎氣
(逆引き)
こんなのは、しかし
憎氣
(
にくげ
)
はない。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
にくげ(憎氣)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
惡氣
(逆引き)
や或るひは
面體
(
めんてい
)
惡氣
(
にくげ
)
に心は
善良
(
ぜんりやう
)
成
(
な
)
るも
有
(
あり
)
或ひに
面體
(
めんてい
)
柔和
(
にうわ
)
にして
胸中
(
きようちう
)
大膽不敵
(
だいたんふてき
)
なる者有
所謂
(
いはゆる
)
外面如菩薩
(
げめんによぼさつ
)
内心
(
ないしん
)
如夜刄
(
によやしや
)
と
佛
(
ほとけ
)
も説給ひし如し然れば其
面體
(
めんてい
)
柔和にして
形容
(
なりかたち
)
も
柔和
(
おとなし
)
やかなる者の言事は自然と直なる樣に聞ゆれども其事は
邪心
(
じやしん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
にくげ(惡氣)の例文をもっと
(1作品)
見る
肉芽
(逆引き)
水疱
(
すゐはう
)
はいつか
破
(
やぶ
)
れて
糜爛
(
びらん
)
した
患部
(
くわんぶ
)
を、
油
(
あぶら
)
は
見
(
み
)
るから
厭
(
いと
)
はしく
且
(
か
)
つ
穢
(
きたな
)
くして
居
(
ゐ
)
た。
死
(
し
)
んだ
細胞
(
さいぼう
)
の
下
(
した
)
から
鮮
(
あざや
)
かに
赤
(
あか
)
く
見
(
み
)
え
始
(
はじ
)
めた
肉芽
(
にくげ
)
は
外部
(
ぐわいぶ
)
の
刺戟
(
しげき
)
に
對
(
たい
)
して
少
(
すこ
)
しの
抵抗力
(
ていかうりよく
)
も
持
(
も
)
つて
居
(
ゐ
)
ない
細胞
(
さいぼう
)
の
集
(
あつま
)
りである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
にくげ(肉芽)の例文をもっと
(1作品)
見る
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